VF4を動かす

NAOMI2を安定動作させるために!

f:id:truxton2:20131211235545j:plain写真で恐縮ですがNAOMI背面のコネクタ図がこちら。一番右のCN1の8ピンコネクタがメインの電源供給源になります。GD-ROMキットに純正のGDドライブ用電源分岐ケーブルが付いていた場合8ピンコネクタから12V・5Vが分かれてGDへ電源供給されますが、おそらくコントロールボックス運用だとここから不安定になってきます。ですのでまずはGDドライブの電源を単独で確保していきましょう。GDドライブと後述のCN2の6ピン電源はPC用のATX電源から取っていきます。

 

GDドライブの電源ピンアサインについてはこちらのサイトを参考にさせていただきました。エントリ中にも書かれてますけどGD改造マニュアルにピンアサイン書いてないのです(そもそも純正が分岐仕様のため)。純正ケーブルではコネクタ形状はNHのようですが、2.5mmピッチであればさほど気にしなくてもいいのかなと。必要な線は12V・5V各1にGNDが2本・・・これはIDE接続のHDDやODD用4ピンペリフェラルがドンピシャでマッチします。ペリフェラルの延長ケーブルを買ってきてオス側をカットしNHコネクタに結線するだけでOK。以下のようになります↓

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NAOMIのGDタイトルであればここまででほぼ間に合うのですがNAOMI2で2基目のPowerVRを回すにはどうやら足りないようです(一度だけ起動して遊べたことはあるので何とも言えない)。基板系個人サイト等を回ってみてもここから先の情報は見当たりませんでした。そこでCN2から電力供給してやればいけるんじゃないかと考えてコネクタを拵えることに。コネクタのハウジングについてはこちらのサイトを参考に、8ピンがVLP-08Vなら6ピンは06Vだろうということで日本圧着端子のオンラインから購入。ていうかマニュアル見ると「JST VL 6P」とか書かれてるんですよね・・・

f:id:truxton2:20131205231821j:plainというわけで購入したコネクタ。日本圧着端子(JST)から直接買うと最小ロットが10個だったりとかするんですが、バラで買えるところもあるそうです。

f:id:truxton2:20131206001022j:plainSATA電源ケーブルが12V・5V・3.3Vを使っているのでそれをカットしてしめやかにコネクタ作成。3.3Vは12V・5Vと比べて数が少ない・・・ので8ピンもATXから取ろうとするとちょっとめんどくさそうです。

 

ここまでで必要な電源コネクタ類は用意できました。自分の環境の場合セガコンバータから8ピン供給&ATXから6ピンとGDドライブ電源を供給というチャンポン構成になっています。ATX電源は本来PCのマザーボードに接続してスイッチを入れることにより動き始めるものであるためスイッチの役割をするものが必要になります。ATX自体の電源ピンをGNDとショートさせればいい、という情報も有りますが自分はアイネックスの電源検証ボードを使っています。

 

いざスイッチオン・・・

f:id:truxton2:20131207235545j:plainキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 

 

GGXXとかだとテストモードからボタン配置の変更できるんですけどVF4FTだと出来ないのでファストン差し替えたりしてめんどくさいのがオチでございます