CPS3マザーを検証する(言うほどたいしたことはしてない)

先日ハードオフでレスキューしてきた基板たちのうち、

ヴァンパイアとX-MENについてはいわゆるレス化によって不死鳥の如く甦る光景を目の当たりにしました(比喩)。とはいえ前回のエントリにも書いたとおり既に持っているものや所有総数の整理のため、ある程度まとめてヤフオク行きに。

f:id:truxton2:20151202140712j:plainそしてハンターの電池交換。電池の予備はあったけどケースの予備がなかったのでホームセンターでカカッと買ってきて作業しました。CPS2電池交換作業は流石に慣れましたね。

同じように電池で鍵を保持しているCPS3も電池交換しないといけないんだけど・・・セキュリティカートリッジの加工が不可避なのもあってなかなか実行に移せず。

で、CPS3マザーにはSIMM型のフラッシュメモリが載っており、そこにゲームデータを書き込んで運用するシステムになっています。カートリッジとCDを入れ替えれば新しいゲームにデータを書き換えるかという確認が促され、おおよそ30分前後の時間をかけてインストール作業が行われます。インストールが完了すれば次回起動からは電源投入後にCDのチェックのみ(あるいはゲームによってはそれすら不要なものもありますが)でゲームが起動します。そしてインストールされるゲームによって必要なメモリの量が異なり、多くのメモリを必要とするゲームのために動かなくなったマザーからメモリを拝借する(ただでさえCPS3って壊れやすいし)・・・そんなマッポーめいた光景もチャメシ・インシデント。そしてここからが本題です。フヒ

 

ゲーム毎に必要なメモリについてまずはこちらを参照されたし

CPS3 - Arcade Otaku Wiki

 

ウォーザードストIII初代についてはメモリの搭載量が最も少なくてもよく、ストIII3rdを動かすためには64MB×2枚と128MB×4枚の計6枚のメモリが必要になるわけですが、当然3rd用のメモリを積んだマザーでウォーザード動かしてもいいわけで。なので死んでるマザーからメモリを拝借して動作確認しようとしたら生きてるはずのマザーでもゲームが起動しない事態になって超焦る。こりゃあテストモードでメモリチェックもしないとならんなーと思ったのですがゲームのインストールが完了して稼働状態にならないとテストモードにも入れないらしく時間がかかるったらありゃしない(´・ω・`) 

挙げ句メモリチェックもそのゲームが必要とするスロットのメモリしかチェックしないらしくウォーザードだと2番と6番のスロットのチェックはすっ飛ばされてしまい、ストIII2ndに入れ替えてからメモリチェックをやり直すことに(当然インストール待ちの時間はある)。つらい

その過程でCPS3マザーが3種類あることを知りましたよ

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f:id:truxton2:20151205014342j:plain95682A-1のリビジョンのマザーも存在はするようです。

SIMMの入れ替えとゲーム書き換えを何度か繰り返し、使い物にならないSIMMをなんとなく特定し、最小構成のマザーと3rd対応のMAX盛りのマザーの2枚にまとめることができました。ジャンクで起動しないと思っていたリビジョン2のマザーについてはおそらくSIMMスロット側に不具合があるようで必要な箇所にメモリを挿しても「メモリが不足しています」と表示されてしまう症状であることもわかりました。ハンダ割れとか発生してるのかなあ・・・。ヒートガンによる修理も実行してみたいとは思っているのですが、ヒートガンの熱でメモリスロットの樹脂が溶けるんじゃねえのっていう懸念もありつつ・・・。